ピカピカの透明な管になる

 

デザイナーは、どこかイタコ的だったり、
カウンセラー的側面があると思う。

相手の要望をくみ取って、
それをベストな形で見える化する。

私がどうしたいという事よりも、
あくまでも相手の中にヒントや最適解はあって、
それを引き出して、相手の人(こと、もの)を輝かせる仕事。

触媒みたいなものなのかな。
あるいは、透明な管みたいな。
(友人がそんなことを言っていたような…)

そう考えたときに、
デザイナー自身が曇りなく、健康で、フラットで、
良い精神状態でいる事がすごく重要なんじゃないかと最近思う。

いかに相手の要望をベストな形で
(相手が望む以上の状態で)アウトプットできるか。

それは、デザイナーの健康状態にかかっているのではと思う。

どうしても、期待に応えたいあまりに
自分のことを後まわしにしがちな職種。
不健康になりがちなデスクワーク。

でも、自分が最高の状態でいる事が、
きっと良いデザインに繋がるはず。

おいしいご飯を食べたり、セルフケアをしたり、よく遊んだり、
自分の「心地よい」をあとまわしにしないで、
私は、自分の管を常にピカピカに磨いておきたいと思う。